再配達の負担が酷い…配達人への負担とは

皆さんは、再配達サービスが宅配業者に負担をかけていることを知っていますか?
宅配業者は荷物を届けるのが仕事だろうという声はごもっともですが、皆さんだって自分のできる範囲以上の仕事を押しつけられたら嫌になるでしょう。
もしならない、頑張れるという人がいるのであれば、宅配業者はうってつけの環境になります。
そんな冗談を言うのもはばかられるほど、今の宅配業者はひっ迫しているのです。

■現代の暮らしから配達時間が遅くなってしまう

昨今はブラック企業などと呼ばれる会社が出てきており、現代人の帰宅時間は遅くなってきています。
そして配達を受け取る側がそのように遅くなっていくことから、配達する側の人もどんどん帰れる時間が遅くなり、宅配業者もブラック化してしまうのです。
夜勤の人とを分けるという案もありますが、今の宅配業者は人出が足りず、昼から深夜までの勤務を強いてしまう会社があり、それもまた問題となっているのです。
不在だったので再配達をする、単純かつ受け取り手からはありがたいサービスですが、それを当たり前にして負担を強いるのはあまり良くない傾向でしょう。

■そもそも配達する数が多すぎる

業者向けの割引サービスなどもあり、宅配業者が運ぶ荷物の数は年々増えています。
しかし、それを運んで受け渡す配達人の数は変わらない、もしくは人数が減っているのですから、パンクするのは当たり前です。
配達人が1日のうちに運べる荷物の数はおよそ100個くらいだと言われていますが、現在の運ぶ数は120~130個、年末などの繁盛期にもなれば200を超えると言われています。
これはヤマト運輸や佐川急便だけでなく、郵便局ですらこの状況に悲鳴をあげているのですから、本当に人手が足りないということが分かります。

■サービスの質の低下にもつながる

年々荷物が増え、人手は減るので仕事が過酷になっていく中、給料は変わらないとやる気も下がり、サービスの質は低下していきます。
やる気は本人の問題と言う人もいますが、衣食足りて礼節を知るという言葉通り、しっかりとした見返りがなければ真面目な人でも離れていってしまうのです。
再配達サービスは、もともと決まっているルートを大きく迂回するなどしていてかなり効率の悪い方法でもあります。
それが増えていけば、余計に負担がかかり、再配達を頼むたびに別料金がかかってくるなどの変更にも繋がるかもしれません。
業者側が、在宅かを確認せず最初から不在配達の用紙を入れていくなんていう事態も発生しているので、自宅にいるときに宅配業者が来たらしっかりと受け取ってあげましょう。