宅配ロッカーが物流パンクを救う?!

近年ネット通販の普及によって「物流パンク」が迫りつつある。
国土交通省の調べによれば、2015年度の宅配便取扱個数は約37万5千万個ほどになった。
ざっと計算しても毎日10000万個以上の宅配便が日本各地で取り扱われ、配送されていることになる。

■ドライバーを悩ませる再配達
荷物の量が増えるのと同時に浮かびあがってきたのが「再配達」の問題である。
ネット通販の普及による物流の増加や、共働きなどによる配送時の不在の影響もあり、2017年には配達の2割が再配達となった。
再配達の必要が増えれば増えるほど、宅配便ドライバーや配送会社の手間が増えることになる。
荷物の運搬だけでなく不在表を書く、再配達の手配のやり取りも必要になり、明らかにコストもかかり頭を悩ませることになった。

■宅配ロッカーは救世主となるのか?
そこで、注目されたのが「宅配ロッカー」の存在である。
2017年4月には、政府より宅配ボックス設置費用の補助制度も始まり、国を挙げて問題解決に取り組むこととなった。
宅配ボックスは、もともとマンションなどの集合住宅から始まったものである。
宅配ボックスに荷物を受け取ることで再配達をを軽減し、リスクを減らすことができる。また、配送効率を上げることで、再配達にかかるコストを減らすことにもなり、物流パンクの救世主となりうると考えられている。
さらに、再配達の必要がなくなれば、よりスムーズに消費者に荷物が届くようになる。

現在は、クロネコヤマトや日本郵政の他に、楽天市場による「楽天ボックス」の設置も進み再配達問題解決に取り組んでいる。