ネット増大による宅配便への影響とは?

今はいろんな業界で人手不足という声が聞かれるようになったが、宅配便業界も例外ではなく、ドライバーの人手不足が叫ばれている。
ネット通販が盛んになり、宅配便はもはや私達の生活にはなくてはならない存在になっている。
しかしそのネット通販が、宅配便のドライバー不足を加速させている一因と見られている。

■10年間の増大傾向
2016年度、国内貨物総輸送量は46億トン(国土交通省、日通総合研究所調べ)、2015年度からは0・5%減少している。しかし営業用自家用車によるもののみで見てみると、2016年度は29億トンで、2015年度と比べると、0.4%増えている。

また取扱個数で見た場合、この10年の間に年1億3100万個と増え続け、2015年度には37億4500万個となった。

■増え続けるネット通販の取引先
さらに2015年の消費者向け電子取引(BtoC-EC)は2014年度よりも7.6%と大幅に増加している。市場の拡大も顕著にあらわれ1年間で9776億円となっている。
こういった数字からも、ネット通販が私達の生活に深く入り込んでいるのが見てとれる。
実際、毎月2~3社ほどのペースでネット通販の取引先が増えている物流会社の声も聞かれる。
つまり、このままでは取り扱う宅配便の数が増え続けていくことになる。
今現在、宅配便のドライバー不足が心配されている状況だ。

この調子で取扱先が増え、宅配便の数が増え続けることを考えると、ドライバー不足はより深刻な社会問題になりかねないだろう。